株式会社セプテーニ・ホールディングス株式会社
セプテーニ・
ホールディングス

トップメッセージ

注力分野の大きな伸長で利益倍増を果たし
新たな計画のもと更なる飛躍的成長を目指す

モバイル・ソーシャルの分野で存在感を発揮し
グローバルでの新たな成長の土台をつくる

当社グループの主な事業領域であるインターネット関連市場においては、いわゆるデジタルネイティブの人口増加に伴い順調にその市場規模が拡大するとともに、急速にグローバル化が進んでおります。特にスマートフォン(スマホ)の分野では新興国を中心に利用が拡大する一方、利用の質も深化しており、シェアリングエコノミーやAR(拡張現実)/VR(仮想現実)といった新たな領域での活用も進んでおります。このような状況の中、当社グループでは主力事業であるネットマーケティング事業において「モバイル」「ソーシャル」「グローバル」の分野にフォーカスし事業を推進した結果、成長分野であるスマホ広告の取扱高が順調に拡大したほか、業界の先駆けとして取り組んできたソーシャルメディアを活用したマーケティング支援サービスも大きく成長いたしました。また、海外展開においては、東南アジアトップクラスのデジタルエージェンシーであるLion & Lion社を本年10月に子会社化するなど、引き続き業容拡大を進めております。

ネットマーケティング事業が大幅増益を牽引
先行投資による損失をカバー

2016年9月期は主力であるネットマーケティング事業の利益成長がメディアコンテンツ事業とノンコア事業の先行投資による損失をカバーし、収益で171億円、Non-GAAP営業利益は38.4億円となり、ともに実質的に5期連続で過去最高を更新しての増収増益を達成しました。将来の成長につながる投資をしながら着実に増収増益を続けていく、グループとしての経営スタンスを実現できたと捉えております。前期に計上したDM事業の売却に伴う利益の反動減をこなし、親会社帰属当期利益も増益となっております。

事業セグメント別にみますと、ネットマーケティング事業においてはモバイル・ソーシャルの各分野が高成長を果たし、売上高が前期比18.8%増の732億円、Non-GAAP営業利益では39.7%増の53.3億円となりました。売上高営業利益率は7.3%と5期連続で改善しており、より高収益な事業モデルへの転換が実現されつつあります。

注力分野と位置づけたモバイル・ソーシャルの分野では、スマホ広告取扱高が前期比約40%増の540億円となり、構成比では約74%を占めるまでになりました。特にInstagramやLINEといったメディアのラインアップが広がったインフィード広告の取扱高が大幅に拡大したことが寄与しています。

一方、グローバルの分野につきましては、大型案件の出稿減が影響し、取扱高は前期比約5%減の90億円にとどまっております。しかしながら、ニューヨークと北京に拠点を新設し、グローバルプロモーションを支援する組織基盤という面では順調に土台づくりが進んでおります。

メディアコンテンツ事業では
マンガコンテンツ事業を中心に収益が大幅に拡大

メディアコンテンツ事業では、マンガアプリ「GANMA!」の規模拡大に向けて積極的な先行投資を実施したことにより、営業損失は拡大したものの収益が大幅に伸びました。GANMA!の2016年10月末時点の累計ダウンロード数は前年同期比約2倍となる397万件、10月の月間ページビュー数は13.5億PVにまで成長しております。また、マネタイズも進展しており、アプリ内ネイティブ広告「GANMA! AD」の販売を開始し、成長性、再現可能性の高い事業モデルづくりに手ごたえを感じております。自社IPの商業化の推進も行っており、新たに27作品を書籍化、続巻を含め合計43巻の単行本を刊行しました。

そのほかの新規事業としましては、採用プラットフォーム事業、社会貢献プラットフォーム事業に加え、2016年9月期からは医療プラットフォーム事業を新規連結しております。各事業は着実に成長しており、引き続き新規事業への積極投資を続けていきます。

利益倍増を達成した3年間を経て新たな方針のもと
Non-GAAP営業利益100億円を目指す

2014年9月期からの中期経営方針のコンセプトは「利益倍増」でした。注力分野を「モバイル」、「ソーシャル」、「グローバル」とし経営のリソースを集中させ、高収益事業の構成比アップと、広告に次ぐ事業の柱をつくることを目指してまいりました。結果としては、2013年9月期に15.9億円だった営業利益は、2016年9月期では38.4億円と、3年間で約2.4倍に拡大し、利益率も向上しております。

注力分野別にみますと、同期間においてモバイルの分野ではスマホ広告の取扱高で約5.1倍、ソーシャルではFacebook、Twitterなどの主要メディアの取扱高で約8.3倍まで成長させることに成功しました。グローバルの分野でも、海外顧客向け取扱高と国内顧客の海外向け配信取扱高の合計が約16.5倍に伸長しております。注力分野が順調に伸びた結果、全体では3年間で利益倍増というコンセプトをしっかりと実現できたことは、大変喜ばしく思っております。

2017年9月期からの中期経営方針では、Non-GAAP営業利益100億円を業績目標として掲げております。そのための基本方針としては、まず広告事業をグローバルに伸ばすことです。国内市場においてはスマホ・ソーシャル領域で築いたポジショニングの強化によりシェア拡大と収益性向上を目指す一方、スマホ利用者の拡大が続くグローバル市場においては、オーガニックな事業成長とM&Aの両輪で次の成長ドライバーにしていきます。国内、海外それぞれの市場環境にフィットした戦略の実行により、ネットマーケティング事業の更なる成長を目指します。

また、メディアコンテンツ事業においては強いメディアをつくることに注力してまいります。GANMA!を自社メディアとしてグループ収益の柱となるよう育成し、ネットマーケ ティング事業とのセグメント間シナジーを強力に生み出すことを目指します。

2016年9月期は4期連続の増配を実施
新たな方針のもと飛躍的かつ持続的成長へ

株主の皆さまへの利益還元については、従来どおり親会社帰属当期利益の15%程度を目安にしております。2016年9月期の1株当たり配当金は、当期利益が伸長したことにより、前期に比べ2円増の16円とさせていただきました。増配は4期連続となります。今後も業績の拡大に応じた適切な利益配分を基本としながら、安定配当の継続にも配慮していく方針です。

2017年9月期からはNon-GAAP営業利益100億円を目標に掲げた新たな中期経営方針のもと、持続的かつ飛躍的な成長を目指してまいります。

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