中長期で目指したい姿
中長期で目指したい姿
これまで当社では中期経営方針を3年単位でのローリング形式を採用してきましたが、事業環境の変化の速さと、これに起因する3年という中期的な将来見通しの不確実性の高さなどを踏まえ、今後はローリング形式を取りやめることといたしました。
中長期で目指したい姿として、デジタルマーケティングを軸とした隣接領域を含むケーパビリティ獲得・強化、アライアンス推進により2030年までに当期利益100億円を創出し、高成長・高還元の両立を実現する企業体を目指してまいります。
中期テーマ
中長期で目指したい姿の実現に向け、中期テーマ「フォーカス&シナジー」を掲げながら、組織再編の推進とポートフォリオマネジメントの徹底による既存事業の磨きこみ(=フォーカス)を行いながら、事業内、事業間、電通協業、外部パートナーの4層でさらなるシナジー創出に取り組んでまいります。
マーケティング・コミュニケ-ションとダイレクトビジネス、データ・ソリューションという3つのセグメントでの領域経営の推進に加え、マーケティング・コミュニケーション事業におけるコンサルティング領域やコンテンツ領域への展開を志向した積極的なM&Aやアライアンスを検討/実行していきながら、グループとしてのケーパビリティの拡大を進めてまいります。
中長期で目指したい姿に向けたマイルストーン
中長期で目指したい姿に向けたマイルストーンは下記のとおりです。
中長期で目指したい姿の実現、またFY2026以降でのグループ内、グループ外両面でのシナジー開花に向けて、FY2025では以下の項目にフォーカスします。
セグメント別の方針と成長イメージ
セグメント別の方針と成長イメージはそれぞれ下記のとおりです。市場成長のアウトパフォームを目指しながら、各事業の成長と事業ポートフォリオ変革推進のための成長投資を強化してまいります。
中長期で目指したい姿を踏まえたEPS・ROE推移のイメージは下記のとおりです。2030年に向け、まずはEPSの水準を20円台以上に乗せ、持続的な成長とEPSのさらなる積み上げを目指してまいります。